よくある質問患者さんの質問をまとめました
1. 一般歯科・お悩みの症状について
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Q. 急に歯が痛くなったんですが、診てもらえますか?
A. 予約制ですので予約の方が優先となりますが、お時間をいただければお痛みを除去できる様最大限努力します。
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Q. 歯科治療は痛くないですか?
A. 人によってはお痛みを感じる方もいらっしゃいますので、当院では表面麻酔を使用したり、患者さんと話し合い、お好みをカルテに記載させていただいたりしてなるべく快適に受けていただけるよう努力しております。
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Q. 歯がぐらついています。元に戻りますか?
A. 歯のぐらつき具合にもよりますが、中程度歯周炎まででしたら歯周初期治療と場合によっては歯周外科処置、それに伴う補綴処置により改善できます。重度歯周炎になってしまいますと抜歯になってしまう場合もありますので、歯のぐらつきを感じた場合はまず診査診断を受けていただくことをおすすめします。
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Q. 歯磨きのとき、痛みはないのですが歯茎から出血します。治療したほうが良いでしょうか?
A. 歯肉からの出血は原因の1つとしてプラークの蓄積による歯肉炎の発症が考えられるため、1度診査診断されることをおすすめいたします。
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Q. 妊娠中・授乳中でも治療は受けられますか?
A. 治療内容にもよりますが基本的に可能です。お薬などは避けた方が良いものもございますので、その際には説明させていただきます。
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Q. 妊婦さんのレントゲン撮影について
A. 当院では「デンタルレントゲンの導入」「防護服の着用」などにより、妊婦中の方や授乳中の方にも必要の場合、対応出来る様にしております。実際のデータ上は何万枚取っても大丈夫という結果もありますが、レントゲン撮影を希望されない方や妊婦初期の方には原則として行わない様にしております。
2. 歯周病について
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Q. 歯周病はどんな病気ですか?治療で治りますか?
A. 歯周病とは歯を支えている周りの組織(歯肉、歯槽骨etc)の病気です。虫歯と違い痛みを感じない場合もあり、気づかない間に進行してしまうこともあります。歯周病はプラーク(歯垢)が最大の原因です。プラークとは細菌の集団で、これらの細菌が出す様々な物質によって歯肉に炎症が起こります。炎症が進行すると歯と歯肉の間の歯周ポケットが深くなっていきます。また、歯を支えている骨(歯槽骨)も溶け始めますので歯肉がどんどん下がっていきます。重度歯周炎になりますと歯槽骨がほとんどなくなり歯がぐらぐらになり、抜けてしまいます。
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Q. 歯周病は若い人でもなりますか?
A. 若年性歯周炎といい、早いと15歳位から発症する方もいます。成人の慢性歯周炎との違いは感染する歯周病菌の違いです。急速な進行が見られるため、早期発見、早期治療が必要です。但し、成人の慢性歯周炎も日々の生活習慣からのプラークの蓄積が原因となるので、若い方でも定期的な歯医者でのケアとセルフケアの習得は重要な歯周病の予防となります。
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Q. 歯周病の予防法は?
A. 歯周病の原因は、歯と歯肉の周りに蓄積したプラーク(歯垢)ですので、適切なセルフケアの習得と食生活習慣の管理、定期的な歯科医院を活用してのメンテナンスが重要な予防法となります。当院でも患者さんに合わせて、清掃指導、生活習慣指導、定期メンテナンスのプログラムを立案させていただいております。
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Q. タバコと歯周病の因果関係はありますか?
A. タバコは歯周病と関係がございます。煙草を吸うことで以下のような症状が起こりますので、それによって歯周病が悪化します。- ニコチンによって血管が収縮する
- 歯肉の線維化
- 白血球の活動を抑えてしまう(生体の防御機能が低くなります)
- 歯肉の修復機能に対して悪影響
3. インプラントについて
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Q. インプラント手術の痛みや手術時間について
A. 手術自体は清潔なインプラントキットと安全な治療室を確保しており、抜歯やその他の治療に比べ、ほとんどの患者さんより痛みが少なかったとお話をいただいております。又なるべく痛みを感じにくくするために、手術時間の短縮を行っています。そのため事前準備と使用するドリル(歯を削る器具)の質には妥協しません。通常の2~3本の埋入手術の場合、麻酔からCT確認までの全てで1時間程度のお時間を要します。
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Q. 自分の歯と同じように噛むことができますか?
A. 入れ歯になりますと元の天然歯に比べ10~30%程度の機能になってしまうといわれていますが、インプラントでは天然歯により近い機能回復が可能であるといわれているのと同時にインプラント手術を受けた患者さんからもそのようなお声をいただいております。
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Q. 歯槽膿漏ですが、インプラントはできますか?
A. 歯槽膿漏の程度と進行範囲にもよりますが、中程度歯周病までであれば、歯周病治療を完了した後にインプラント治療を行うことは可能です。もちろん、全ての治療終了後のメンテナンスは、元々歯周病の方は特に徹底した管理が必要となります。
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Q. インプラントの年齢制限について
A. 個人差はございますが、18歳くらいまでは顎の骨の成長が続いていくといわれておりますので、それ以降の手術がおすすめです。又、外科処置が必要なため、高齢になってきますと、体力の低下や活力体力の低下が見られるため、精密検査の後に手術の可否を決定していきます。
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Q. インプラントの耐用年数はどれくらいですか?
A. インプラントも天然歯と同様メンテナンスをどのタイミングで行っていくかによって、その術後は大きく変わっていきます。定期的な(3ヶ月に1回)メンテナンスを受けていただき、細菌のコントロールと力のコントロールを積極的に行っております。但し、被せ物などはその方の噛む力や範囲の大きさによっては破損してくることもございます。
4. 審美歯科・ホワイトニングについて
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Q. 審美歯科治療を受けるかどうか悩んでいます。
A. 患者さんが今一番気にされている事や一番改善したい事をお聞かせいただき、審美歯科を行う際のメリットデメリットと治療計画をお話させていただきます。その上で一番優先する事項を一緒に決定し、治療するかどうかを選択していただいております。
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Q. 審美歯科治療した歯はどれくらい持ちますか?
A. 天然歯に比べて被せ物をした歯は、歯と被せ物の境目が出来るため、厳密にいえば虫歯や歯周病になりやすくなるといえます。そのため審美歯科を行った患者さんには特にメンテナンスの強化をお願いします。
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Q. 審美治療を受けたいのですが、費用が心配です。
A. 保険治療のものと比べると100%自己負担となりますので高額にはなりますが、当院では「耐久性」「適合性」「色調」「低価格帯」において、なるべく皆さまのご要望にお応えできるよう各種ご用意させていただいております。まずはメリット、デメリット含め、ご説明させていただいております。
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Q. ホワイトニングには年齢制限はありますか?
A. 永久歯であれば年齢制限はありません。但し、正しいブラッシングとクリーニングで着色を除去させることも可能ですので、まずはクリーニングとブラッシング指導をさせていただきます。ホワイトニング施術後も、サイドの黄ばみなどを極力おさえる効果もあります。
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Q. ホワイトニングと歯のクリーニングの違いは?
A. クリーニングは歯の表面についた色素や汚れを機械的に除去するのに対し、ホワイトニングは特殊なジェルを歯の表面に塗布し、専用のライトで活性化させ、色素を分解して歯を白くします。漂白することを指します。
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Q. ホワイトニングの効果はどれくらい持ちますか?
A. 個人差がありますが、4ヶ月~10ヶ月程度となります。普段から着色しやすい食べ物や飲み物を控えることも対策になります。ホワイトニング(漂白)した歯の色が元に戻っていくのは歯が正常な証拠ともいえます。
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Q. ホワイトニングでの歯のダメージが心配です。
A. 歯を一切削ることがないのでダメージはありません。術後は知覚過敏が一時的に起こることもございますが、当院で使用している「Tion」は従来のものと違い、過酸化水素濃度をただ高くすることのみにより、効果を向上させるのではなく、新特許技術「可視光応答型光触媒X-CAT」の応用により、比較的低い過酸化水素濃度でも高いホワイトニング効果を得られるものです。もちろん、最大に効果を発揮させる専用ライト(osmoBlue)も導入しております。
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Q. ホワイトニングの保険は利きますか?
A. 日本の医療保険は疾病保険のため、審美歯科であるホワイトニングには適応しません。
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Q. 妊娠中や授乳中の妊婦さんもホワイトニング治療を受けられますか?
A. 妊娠中や授乳中の方のホワイトニングはご遠慮いただいております。
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Q. 歯のお掃除で歯は白くなりますか?
A. お掃除は歯の表面に付着した色素や歯垢などを除去しますので、歯本来の色を取り戻すことができます。そのため本来の色より白くしたいという方には、ホワイトニングをオススメしております。
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Q. どれくらいの間隔でホワイトニングすると良いですか?
A. その方の食生活や汚れのつき具合、歯並びなどによっても変わってきますが、持続力を高めていくことをご希望の方は4~6ヶ月毎に行うとよりよいです。
5. 定期検診・ご家庭でのケアについて
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Q. メンテナンスはどれくらいで行った方が良いですか?
A. 患者さんのお口の中の状態(汚れ具合、被せ物の入り具合、歯周炎の状態)により1ヶ月~6ヶ月の間で、メンテナンス計画の立案をさせていただいております。
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Q. 毎日の歯磨きだけでは、虫歯や歯周病は予防できないのですか?
A. 虫歯も歯周病も原因菌による感染症なので、毎日の歯磨きによるセルフケアはもっとも重要なものになります。それに加え、「定期的なプロフェッショナルケア(歯科医院でのメンテナンスPMTC)」「歯周病専用の薬用マウスウォッシュの常用」「フッ素の歯への応用」「食生活の管理」「キシリトールの応用」などを行うと予防効果を向上させることが出来ます。
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Q. 定期検診はどれくらいで行ったらいいですか?
A. 当院ではスタンダードとして、小児では3~4ヶ月毎、成人以上では6ヶ月毎の検診をオススメしております。
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Q. 歯ブラシはどんなものを使えば良いですか?
A. 当院では、目的別に数種類の歯ブラシをご用意させていただいております。その中から担当歯科医師が患者さんのお口の中の状態や、一番の清掃目的達成にかなった歯ブラシを処方という形でセレクトさせていただいております。
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Q. 電動歯ブラシってどうですか?
A. 電動歯ブラシには大きく分けると小型のアシスト機能付き電動歯ブラシと音波歯ブラシがあります。アシスト型の方はあくまでも早く動くというだけです。音波歯ブラシではかなり高速に振動するため、プラークの除去率テストにおいても大きく有意性があるという結果が出ています。当院ではデータの多い音波式電動歯ブラシ”ソニッケアー ”をオススメしております。
6. 小児歯科・小児予防について
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Q. フッ素塗布とは何ですか?
A. フッ素とは自然界にも存在している天然の物質で、人間の歯や骨にも存在しています。フッ素には虫歯予防の効果があることが現在までの研究でわかっております。フッ素の虫歯予防効果には次のものがあります。- 歯の表面のカルシウムが溶け出すのを防ぎます。
- 唾液の虫歯予防効果にフッ素の力が加わることにより、歯の表面のカルシウムの取り込みが早くなり、再石灰化が促進されます。
- 歯の表面にフッ素が取り込まれ、プラークの攻撃から歯を守るための強い歯を作ります。
- プラーク(細菌の塊)の栄養となる糖分がプラーク内に取り込まれるのを防ぎます。
上記の効果を求め、歯の表面にフッ素を塗っていく予防法をフッ素塗布といいます。3ヶ月程度でフッ素の効果が低下してきますので3~4ヵ月毎の塗布をオススメしております。
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Q. (小児歯科)歯磨きはいつから行うべきですか?
A. 6ヶ月~1歳くらいがスタートの目安となります。唾液の自浄作用のみで口腔衛生状態を保てる時期なので、無理のない範囲で慣れていく感覚でよいです。当院ではフィンガーブラシの使用をオススメしております。
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Q. 歯医者に行きたがらないのですが・・・。
A. お子様は他のお子様からの情報や過去の自分の体験から、歯科医院によいイメージを持っていない場合が多いです。当院では、そんなお子様の歯医者のよくないイメージをよりよいものに置き替えられる様になるべくお子様のお話を聞いて「なぜ?」の疑問に1つ1つ答えていくという向き合い方を実践しております。 以下は当院の全スタッフが心がけて行動している<思いやり7つの習慣>です。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いについて交渉する
お子様がなるべく快適と感じる空間と治療体制を目指しております。お子様本人が自主的に歯科治療を選択できるような環境と状態を作っていきたいと考えております。子供大好きな先生とスタッフがお待ちしておりますので、そういう悩みのあるご家庭の方は是非一度御来院いただき、沢山お話しましょう!
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Q. 何歳からフッ素塗布できますか?
A. 乳歯が萌出する1歳前後から定期的に行うことをオススメしております。 ※フッ素中毒に関しての最新の報告では問題ないというデータが提出されておりますのでご安心ください。